「日本では、女性にとって子供を産むことが大きな負担になっている」毎朝家族を見送ったら、パートで生活費を稼ぎ、家に帰ればワンオペで家事・育児。旦那は毎日飲み歩くか、帰ってきてもゲームや口だけで、もう怒りは爆発寸前。日本では、働く母親、特にシングルマザーにとって「生きづらい国」なのです。この事実は、内閣府が発表したデータであきらかになりました。日本の女性が「子供を生みたくない理由」として、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」「のびのび育てられる社会ではないから」「育児によるストレスに耐えられないから」これらの理由が、ほとんどを占めています。ILO(国際労働機関)が発表しているデータでは、日本の管理職に占める女性の割合は12%で、国際平均を大きく下回る結果になりました。先進国の中でも女性の社会進出が遅れています。上位を占めるのはアメリカ、そしてスウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国です。東南アジアの中でもフィリピン、シンガポールは女性の管理職比率が高くなっています。海外ではベビーシッターを雇うことが当たり前ですし、東南アジアであれば、日本の10分の1以下の金額でシッターを雇うことが出来ます。母親が自分の仕事や趣味に打ち込んでも、周りから非難されない風土があるのは大きな魅力ですよね。日本だと、裕福でない限りベビーシッターをフルタイムで雇うことはできません。それができたとしても「子どもを放置している」とバッシングの嵐です。男性の場合は、「仕事」とか「付き合い」を盾に飲み歩いていても、なぜか非難されない風潮にありますが、日本は、まだまだ女性には厳しい社会のようですね。毎朝、家族を見送ったら、パートで生活費を稼ぎ、家に帰ればワンオペで家事・育児。そんな環境では女性もくたくた。心が休まることなんてなく、そのはけ口が子どもの虐待につながってしまうのかもしれません。もしあなたが、今そんな状況であるのなら、どうか自分を責めないでください。あなただけのせいではないかもしれません。環境を変えれば解決することかもしれません。今いる環境が、あなたのスタイルに合っていないだけかもしれません。自分ばかりが我慢して、努力してどうにもならないのなら、環境を変えてみることを考えてみませんか?私は日本人ですが、現在は海外でシングルマザーです。決して、裕福ではないし、いい暮らしをしているわけではありませんが、日本にいるよりもずっと幸せと充実感を感じています。「お金がなくても、楽しく生きる」をモットーに、子ども達と過ごしています。コロナの影響で、収入も減ってしまいましたが、リモートワークの普及のおかげで日本の仕事もできます。福祉も充実しているので、意外と生きていけるものです。日本で子育てをすることだけがすべてではありません。もしあなたが今、壁にぶつかって苦しんでいるのだとしたら、ぜひこの本を読んでみてください。私が海外に移住して体験したこと、海外の魅力や難点、海外に行く方法、移住先の下見の仕方についてもお話しています。現地の写真も載せいています。この本によって、あなたが女性として、母親として、また生きる喜びを感じてくれますように。海外移住2.0【シングルマザー】【子連れ】【海外移住】【コロナ不況】【日本脱出】【移住の教科書】海外移住のはじめの1歩33歳シンママが語る海外生活一年生お金が無くても楽しく生きるコロナ不況の日本から脱出移住の教科書89%のママが生活に不安お悩み解決■目次【はじめに】【第1章】ビザってなに?パスポートとの違いは? ●パスポート ●ビザ ① 現地で就労(就労ビザ) ★現地の会社が申請してくれるビザ ★英語があまり話せない場合はどうせればいい? ② 留学(学生ビザ)&ワーキングホリデービザ ③ 投資家ビザ ④ 配偶者ビザ ★外国人との出会い方 ★日本の教育に疑問を持つオーストラリア人 【第2章】移住先の国を選ぶ方法 ★まずは自分を見つめなおすことから ① 食事 ② 居住環境 ③ 気候 ④ 教育 ⑤ 医療 ⑥ レジャー・娯楽 ★これだけは譲れないものリスト・・・ ⑦「ゼッタイにゆずれないものリスト」を書き出そう 【第3章】海外移住のメリットとデメリット ★海外生活で感じたメリット ① 日本より自由 ★「自由だな~」と感じた現地の人のエピソード ② 仕事よりプライベートを優先できる ③ 新しい刺激にあふれている ④ 物価の安い国を選べばワンランク上の生活も可能 ⑤ どうでもいい情報が入ってこない ★海外生活で感じたデメリット【第四章】海外移住前の下見で必要な9つのアイテムとは? ① インターネットを使えるようにしておこう(SIM+スマホ) ② タクシー配送アプリをいれておこう ③ 宿泊先はAirbnbを利用しよう ④ 英語が話せなくても大丈夫。翻訳アプリを持っていこう ⑤ クレジットカードは2枚持っていこう ⑥ 最安値のチケットはスカイスキャナーで探そう ⑦ ネットバンクは必須 ⑧ 格安SIMに切り替えよう ⑨ 現地の住所・電話番号は、メモるかスクショしておくこと!【第五章】一番大切なのは、ブレないメンタル【おわりに】